童謡にツッコミ [jazz]
曲がりなりにも歌い手を志す以上、歌詞を読み込むのは鉄則であります。
それが童謡であろうと同じ!
たとえ聴衆が一人であろうと同じ!
この鉄則に則り、童謡をじっくり聴いて(読んで)みる。
すると、エッこんな歌詞だったっけ!?というのが結構、あります。
1.おべんとうばこのうた
「♪これっくらいの おべんとばこに」のアレです。
このお弁当のメニュー、
おにぎり(ちょいとつめて)
きざみしょうが(にゴマシオふって)
人参
さくらんぼ
しいたけ
ごぼう
(穴のあいた)れんこん
(筋の通った)ふき
おばあちゃんが作ったの?というような、和風懐石メニューです。
その中で、さくらんぼが異彩を放っています。
イマドキの子供はちっとも喜びそうにないお弁当です。
※別の歌本ではさくらんぼじゃなくて山椒になってた
2.あめふり
♪雨雨降れ降れ 母さんが 蛇の目でお迎え うれしいな
ハテこのお母さんは、雨の日しか迎えに行かないの?
このご時世、それじゃ何だか心配。。。
しかしよく歌詞を読んでみると、この子は「雨の日」「母さんの蛇の目の傘」が好きらしい。
傘がなくて濡れて泣いている子に、
「君、君、この傘さしたまえ。僕ならいいんだ、母さんの大きな蛇の目に入ってく」
と、傘を差し出します。
しかし童謡というのは全体的に上手く出来てるなあ、と思います。
「おもちゃのチャチャチャ」はちゃんとチャチャチャだし、
「黒ネコのタンゴ」「さるさるさ」も「たこやきマンボ」も
ちゃんとタンゴ、サルサ、マンボです。
「スニーカーぶるーす」みたいに「どこがブルース!?」ってな事はないです。
さくらんぼ!?もしや山形限定では?
私のまわりは山椒でした~。
by queico (2006-02-02 08:47)
queicoさま
さくらんぼ、「おかあさんといっしょ」の本に載ってたんだよ~。
もっとポピュラーな果物にしてくれればいいのに。。
by なるなる (2006-02-03 23:30)