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子供に聴かせるジャズ [jazz]

先週日曜日、妊娠するまで10年近く通っていたジャズスクールの発表会に、2年半ぶりに遊びに行く。
私の歌の大師匠・上野尊子さんとチビ姫は同じ誕生日!
遂にご対面を果たし、いっぱい可愛がってもらった。

歌仲間たちがドレスアップして歌う姿が私はとてもまぶしくて、
みんなー!あんまり遠くに行かないでねー。。。という心境であった。

2年半。。。
この2年半の間、私は子供に聴かせるジャズってどんなのかな、って考えていて、
「SMILE」(チャップリン大好き)、「Over The Rainbow」(虹の向こうに)、「When You Wish Upon A Star」(星に願いを)、「It's Only A Paper Moon」(楽しくて明るい歌)、「What A Wonderful World」(このすばらしき世界)、あとクリスマスソング全般かなあ、と思っていたのだが、
そのものずばり、ありました!!

GOD BLESS THE CHILD

神はその子を祝福する

いいじゃん!このタイトル!

しかし、ビリー・ホリディが作った曲ですから、おめでたい内容であるはずがなく、
要約すると(異論・反論あるかもしれませんが)

この世は弱肉強食である、親戚はもちろん親にも頼るな、自分の食い扶持くらい自分でナントカしろ

という歌であります。
今日からチビ姫の子守唄はこの曲に決めました。

娘よ、たくましく育て。


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なにかの縁 [jazz]

音楽ネタ行きます。

その①
私は今インディーズCDを取り扱う仕事をしているのですが、
ある朝出社すると机の上に、
「福井ともみ Go Straight to LA」の注文書FAXが!!
http://www.hmv.co.jp/search/index.asp?keyword=%95%9F%88%E4%82%C6%82%E0%82%DD&target=KEYWORD

うひょーともみサン、CD出したんですね!!
早速入手して聴きました!
シンプルなピアノトリオ編成の、ジャズライブ感あふれるスバラシー内容!

「日本でもっとも魅力ある、快活で元気のいい、スインギーなピアニスト」(ライナーノーツより無断転載)
ホントその通り、サバサバした明るい性格で、それでいて女性らしいやわらかさのあるピアノで、
私も大ファンの一人です。

もともと私の歌の大師匠・上野尊子先生がともみさんを大のお気に入りで、
ソンコ師匠の歌のバックでピアノをよく聴かせてくれていました。
ともみサン、今や大の売れっ子みたい。
※実は私は、約3年前に中村真理子ちゃんと文京シビックホールでコンサートをやったときに、
ともみサンと共演させていただきました。
http://www.ee.e-mansion.com/~nakam/tirasi.html

その②
http://www.amazon.co.jp/Essence-life-1clove-1d-%E3%82%AA%E3%83%A0%E3%83%8B%E3%83%90%E3%82%B9/dp/B000HEZ37Y/ref=sr_11_1/250-6631954-9200207
↑のジャケット写真掲載を手配したのは、ナニを隠そうわたくしであります。
販促条件もいろいろ付けて案内したので、うちの会社でも受注がたくさん集まりました。

こちらはオムニバスCDですが、9曲目の「青空」(ブルーハーツのカヴァー)を歌っている
「misa joey」さんは、大学時代のサークルの先輩。

当時はロック系のカッコイイお姉さん(マジであこがれの先輩でした♪)というイメージだったけど、
「misa joey」としてデビューしたからは、ウィスパーヴォイスのアンビエント系に。
今回の「青空」も、ブルーハーツのパンキーな歌詞にウィスパーヴォイスがなんとも絶妙!

misa joeyさんのライブも聴きに行きたいなあ~。チビ姫、早く大きくなーれーーー(笑)

本文とまったく関係ないサービスショット
んー、

チュッ

では、さようなら。


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再でびゅ [jazz]

久しぶりに人前で歌うことになった。
9/15、幕張のホテルのパーティーにて。

ちょうど2年前のライブを境に、
すっかりキッチンシンガーと化してしまい
(しかもレパートリーはAPM←アンパンマン)、
ジャズの方はと言えば結婚式で一曲歌わせてもらったっきり。

ジャズ仲間の活躍ぶりを小耳に挟むたび、
うらやましいやら悔しいやら。。。
同様に育児中のジャズ仲間(in 仙台)と、2月に師匠のコンサートで再会した際、
「絶対にまた歌おうね!子供が生まれてやめた、じゃ子供もかわいそうだし!!」と
誓い合ったものの、いつになることやら、実際。。。

しかしかつてのバンド仲間であり現在のブログ仲間でもある、
小児科医のけんぞうさんからお誘い!
今回の運びとなりました。

日曜日、初練習だったんだけど、要リハビリって感じ。。
バンドのみなさんの力をお借りして、楽しいパーティーにできたらいいなあ、と思います♪
Route 66, Fly Me To The Moon, It's Only A Paper Moon, The Days Of Wine And Roses, All Of Me, On The Sunny Side Of The Street
といった恥ずかしいくらいの超どスタンダードで行きます♪


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DE-LOVELY(五線譜のラブレター) [jazz]

ずっと観たかった映画を、ようやく観た。
(サントラだけ買って聴いてたんだけど、ちょうど公開が出産の頃だったのよ)

「DE-LOVELY 五線譜のラブレター」
コール・ポーターの伝記映画、ケヴィン・クライン&アシュレイ・ジャド主演

コール・ポーター。
ジャズ、ミュージカル、映画音楽の作曲家。
シニカルで都会的な作風で、私の一番、大・大・大好きなコンポーザーであります。
(むっつかしい曲が多いけど。。。)

とーぜんのように映画はミュージカル仕立てで、劇中、
It's De-Lovely(ポーターらしい言葉あそびが最高!)
Night And Day(夜も昼も。素敵なラヴソング)
What Is This Thing Called Love?(恋とはどんなものかしら、なんつって)
Just One Of Those Things(ありふれたこと、それが大切なこと)
Anything Goes(聴けば思わず口ずさむ)
Love For Sale(遊びで歌ってはイケナイ曲)
などなどなど、名曲のオンパレード!!!
テレビの前で歌いながら観たよ。(映画館でなくて良かった)

歌っている人も豪華で、アラニス・モリセットとかシェリル・クロウ(ドレス似合わないなー)とかエルヴィス・コステロとかロック畑の人も多数出ているのだが、
ダイアナ・クラールは立って歌うと何の変哲もないなとか、ナタリー・コールの説得力はサスガだなとか、Love For Saleのバラードもイケルなとか、正直ストーリーそっちのけで観てしまった(苦笑)。

またジャズ歌いたいな。
以前とは違った気持ちで、歌えるような気がするよ。
(てか、その前に声が出ないのだが。。。)

五線譜のラブレター DE-LOVELY

五線譜のラブレター DE-LOVELY

  • アーティスト: サントラ, ロビー・ウィリアムス, アラニス・モリセット, シェリル・クロウ, エルヴィス・コステロ, ケビン・クライン, ピーター・ポリカーポー・アンド・コーラス, ジョン・バロウマン・アンド・ケビン・クライン
  • 出版社/メーカー: ソニーミュージックエンタテインメント
  • 発売日: 2004/12/01
  • メディア: CD


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ダイナ・ワシントン [jazz]

ひさしぶりにJAZZネタ。

前にビリー・ホリデイについて書きましたが、http://blog.so-net.ne.jp/jazzandbaby/2005-11-07
私が15年位前にジャズを聴きはじめて、一番最初に「スゲエ!!!」と思ったシンガーは、
ダイナ・ワシントンだったような気がする。

何せ私はアレサ・フランクリン(言わずと知れたソウルの女王♪)から横道に逸れてジャズに入ってきたので(しかし今はその横道が、自分のメイン・ストリートに)、
ダイナのあの力強さと明るさは、わかりやすかった。
でも私の歌はビリーにもアレサにも、もちろんダイナにも、
じぇんじぇん似てない。マネッコのカケラすら出来ないからこそ、すごいなあと素直に思えちゃう。

ダイナの代表曲「What A Difference A Day Makes」、これは本当に好き。
アルバムでは「Dinah Jams」、このグルーヴ感は、しびれます。
CDで聴いてこんなに迫力があるんだから、生で聴いたらどんなにすごかったんだろう、と思う。

関係ないけど、私はジャニス・ジョプリンが死んだ年(同じくジミヘンなども)に生まれました。
そしていつの間にかジャニスの亡くなった時の年齢を超え、
ダイナの亡くなった時の年齢に近づきつつあります。
ビリーの亡くなった時の年齢も、射程圏内。

私はドラッグも自殺未遂もしたことないし、結婚も一度しかしてないし、
アル中でもないし(お酒はほどほど:自称)、人種問題も抱えてないし、
ほんとに平凡な人間だなあと思う。
若い頃は、破天荒な人生にあこがれもしたけど、
それなりに年齢を重ねた今は、
平凡な人生でもジャズの深みは表現できる!と思うようになりました。


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スタジオデビュー(&居酒屋デビュー) [jazz]

日曜日、1年3ヶ月ぶりにスタジオ入り。
かれこれ7年くらい続けているジャズバンドです。
2年前には5曲入りCDも自主制作しました。
チビ姫は、前半:スタジオの片隅で昼寝(ベビーカー)、後半:おもちゃの楽器で参加(?)。

最初は「目覚めたら知らない場所にいる」状態に呆然としていたものの、
5分でその状況に慣れ、大喜びで走り回っていました。
バレンタインのチョコを配ったり、演奏に拍手したりして(半分ヤラセだけど(笑))、
メンバーにも可愛がってもらいました。

その後、久しぶりに一杯、、ってことで、居酒屋へ。
こちらでもチビ姫は我が家同然のリラックスぶりで、
ほかのお客さんの席に盛んに挨拶しに行きました。

一夜明け、スタジオ練習のMDを聴く。
歌っているさいちゅうは、
「1年3ヶ月ぶりにしてはまぁまぁでは?台所で発声練習してるからな~」
なんて自己評価していたものの、
冷静になって聴いてみると、なんか声が薄いというか軽いというか、
口先で歌ってる感じ。師匠にさんざん言われた「奥から!奥から!」を、
頭ではわかってるつもりなんだけど、体が忘れちゃってる。
歌い方も、雑で乱暴だし。あーあーあー。
でも、復活一発目だし、歌詞忘れと音程外しが少なかっただけ、ヨシとするか。


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師匠のコンサート・中編 [jazz]

(前編からつづく)

My Funny ValentineやTenessee Waltzなど超メジャー曲も織り交ぜつつ、
Midnight SunやIt's Magicといった難曲バラードも貫禄で歌いこなす。
もちろんToo Close For ComfortやThis Can't Be Loveなどでスウィング感も全開!
本田竹広さんに捧ぐ、If I Had Youもたまらなかった。
It's DeLovelyやLove Lettersではピアノの市川秀男さんのアレンジが特筆もの。
ソンコ師匠も、アレンジのキメにしばられることのない歌いっぷりであった。
アンコールではDo You Know What It Means To Miss New Orleans、
偶然、前日ジャズ詩大全でこの曲のページを読んでた♪(歌詞、私の思い違いが発覚して、またもや目からウロコ)

合間のトークも「らしさ」いっぱいで、超のつく楽しいコンサート!
今の私はなかなか外出できない身なので、全身全霊傾けて聴いた。
最前列で弟子がずっとハンカチ握り締めながら聴いてて、
師匠、歌いづらかったかもしれません、ゴメンナサイ!
でもたっぷりパワーもらっちゃいました♪

しばらくは余韻に浸って日々が過ごせそう。
ソンコ師匠の足元にも及ばないながら、私もまた歌いたくなった。
タイミング良く(?)、今週日曜日には出産前にずっと続けてたジャズバンドが再始動の予定。
1年半ぶりにスタジオ入りします。ドキドキ。
でもライブは、いつできるかなあ~。。。

そんな中、弟子仲間たちの活躍の様子を耳にすると、
寂しさや悔しさやまぶしさや、いろいろまざった複雑な気持ちに。
帰りのロビーで、6歳&2歳の子育て中のNちゃんと話をする。おなじ気持ち。
でも子育て経験もきっと歌の肥やしになる!子供のためにも必ず復帰したい!
そう思って今をがんばろうね!!と誓い合い、夜の銀座を後にする。

(後編へつづく)


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師匠のコンサート・前編 [jazz]

2月8日 銀座ヤマハホール
上野尊子ジャズライフ50周年記念コンサート

行ってきました!!!
平日夜だけどダンナに半休とってもらう事ができ、
産後初、私一人での夜の外出が実現(^o^)v
夕食の支度は勿論、チビ姫の入浴も済ませ、準備万端整えてダンナにバトンタッチ。

一人で銀座を歩くのは久しぶりで、キョロキョロしながら歩く(笑)。
少し早めに着いたので、尊子師匠とも少し話ができた。
ロビーでは弟子仲間たちが何十人と集まって、まるで同窓会!
2年前一緒にコンサートをやったdecopiちゃん(今回はスタッフで活躍)、
相変わらず頼もしい呑みっぷりのbettyねーさん、
絶賛売出中のayaちゃんとizumiちゃん(izumiちゃんは新婚さん)、
仙台のNちゃん(二児の母)に富山のAちゃん、豊橋のYさんに静岡のHさん、
子育て大先輩のIさん、大先輩姉弟子のAさん、いつも明るい歌声のMさん、
久しぶりに復活したYちゃん、いつもオシャレなKちゃん、
あぁ書ききれない、ほんと全員集合!だった。

私は最前列に席をとり、なんだかソワソワした気持ちで開演を待つ。
そして一曲目、Come Fly With Me。
ソンコ師匠にすごく似合う、大好きな曲、よくライブでリクエストさせてもらってた曲。
いきなり感情を揺さぶられてしまい、いろいろなことも思い出し、たまらなかった。
そしてLove Dance, Shall We Dance?と続く。この辺の選曲のセンスはサスガと思う。

(中編へつづく)


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ジャズ詩大全 [jazz]

前回のブログで「歌詞を読み込むのは鉄則」と書きました。
ジャズシンガーにとっての強い味方が「ジャズ詩大全」です。

字面を訳すだけではわからないジャズの歌詞の意味を丁寧に解説、
しかも時代背景や作者の経歴なども載っていて、ホントに読みごたえがあります。
今まで目から何枚ウロコが落ちたことか!

現在19巻+別冊2巻&姉妹編ボサノヴァ詩大全1巻の22冊出ているのですが、
一冊3000円ほどするので、少しずつ集めていました。

しかしこの度思い立って、欠けていた8冊を大人買いっ!

ところが第8巻だけ、アマゾンも楽天も品切れで、
全22巻コンプリートならず。
今度どこかで見つけたら、即買いしなきゃ〜。


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童謡にツッコミ [jazz]

曲がりなりにも歌い手を志す以上、歌詞を読み込むのは鉄則であります。
それが童謡であろうと同じ!
たとえ聴衆が一人であろうと同じ!

この鉄則に則り、童謡をじっくり聴いて(読んで)みる。
すると、エッこんな歌詞だったっけ!?というのが結構、あります。

1.おべんとうばこのうた
「♪これっくらいの おべんとばこに」のアレです。
このお弁当のメニュー、
おにぎり(ちょいとつめて)
きざみしょうが(にゴマシオふって)
人参
さくらんぼ
しいたけ
ごぼう
(穴のあいた)れんこん
(筋の通った)ふき

おばあちゃんが作ったの?というような、和風懐石メニューです。
その中で、さくらんぼが異彩を放っています。
イマドキの子供はちっとも喜びそうにないお弁当です。
※別の歌本ではさくらんぼじゃなくて山椒になってた

2.あめふり
♪雨雨降れ降れ 母さんが 蛇の目でお迎え うれしいな

ハテこのお母さんは、雨の日しか迎えに行かないの?
このご時世、それじゃ何だか心配。。。

しかしよく歌詞を読んでみると、この子は「雨の日」「母さんの蛇の目の傘」が好きらしい。
傘がなくて濡れて泣いている子に、
「君、君、この傘さしたまえ。僕ならいいんだ、母さんの大きな蛇の目に入ってく」
と、傘を差し出します。

しかし童謡というのは全体的に上手く出来てるなあ、と思います。
「おもちゃのチャチャチャ」はちゃんとチャチャチャだし、
「黒ネコのタンゴ」「さるさるさ」も「たこやきマンボ」も
ちゃんとタンゴ、サルサ、マンボです。
「スニーカーぶるーす」みたいに「どこがブルース!?」ってな事はないです。


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